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2024-12-07

免疫でがん抑制、正常な組織を傷つけず 大阪大学が開発 (記事掲載)

株式会社NICEは、福岡市でがん難病専門緩和ケア施設(ホスピス専門)の住宅型有料老人ホーム ひいの邱 と サービス付高齢者向け住宅 ながおの郷 及び 認知症専門住宅型有料老人ホーム ひいの郷 を運営しております。


今回は日本経済新聞から「免疫でがん抑制、正常な組織を傷つけず 大阪大学が開発」の記事をUPしていきます。今後もNICEではがん・難病の利用者様を積極的にお受入れしていきます。


大阪大学の研究グループは、免疫が正常な組織を攻撃せずにがんの増殖だけを抑える手法を開発した。免疫細胞の働きを抑えるブレーキ役の細胞ががんで作られないようにした。既存薬は全身でブレーキ役の細胞の働きを抑えるため、免疫が自分の体を攻撃する副作用が課題となっていた。開発した手法が実用化すれば、安全性の高い免疫薬につながると期待される。

がんの中には様々なタイプの免疫細胞が集まる。研究グループは、病原体を食べる貪食作用がある免疫細胞の働きで、免疫のブレーキ役の細胞が活性化することをマウスを用いた実験で突き止めた。貪食細胞が出す物質を分析すると、「PF4」という血液凝固に関わるたんぱく質が、ブレーキ役を活発にしていた。

PF4に対する抗体をがんになったマウスに投与すると、抗体を投与しないマウスと比べてがんを攻撃する免疫細胞が増え、がんの増殖も抑えられた。がんの増殖を抑える効果は全身でブレーキ役を押さえる既存薬と同じだった。

PF4は免疫細胞にブレーキをかける細胞のうち、がんの中で働く細胞だけを活性化する。そのためPF4の抗体をマウスに投与しても、マウスの体を免疫が攻撃するような現象は見られなかった。

今後はPF4の抗体をヒト向けに作った後、臨床試験(治験)の実施を目指す。研究グループの山本雅裕教授は「がん患者のデータベースで調べると、開発手法はヒトに対しても有効と示唆していた。特許も出願しており、製薬企業と協力し実用化を進めたい」と話した。研究成果は米科学誌サイエンスに掲載された。



《 ひいの邱・ながおの郷でお受け入れしている入居対象疾患 》

●がん(末期) ●重症筋無力症 ●多発性硬化症 ●多系統委縮症 ●進行性筋ジストロフィー 
●筋委縮性側索硬化症(ALS) ●後天性免疫不全症候群 ●ハンチントン病 ●脊髄性筋萎縮症
●シャイ・ドレーガー症候群  ●慢性炎症性脱髄性多発神経炎 ●副腎白質ジストロフィー
●パーキンソン病  ●頸髄損傷  ●進行性核上皮麻痺  ●線条体黒質変性症 ●亜急性硬化性全脳炎 
●大脳皮質基底核変性症  ●脊髄小脳変性症  ●スモン  ●オリーブ橋小脳萎縮症
●球脊髄性筋萎縮症  ●プリオン病  ●ライソゾーム病  ●人工呼吸器の方 
●気管カニューレの方

《 ひいの邱 》 ホスピスでホスピスで最期までお看取りができる施設になります。
形態:住宅型有料老人ホーム(デイサービスあり)
福岡市城南区樋井川4丁目9番15号

《 ながおの郷 》 ホスピスで最期までお看取りができる施設になります。
形態:サービス付高齢者向け住宅(デイサービスあり)
福岡市城南区樋井川4丁目4番21号


《職員募集》
緩和ケアを一緒にしたい、想いのあるケアをしたい仲間を募集中!!
現在100名以上の職員が共に働いています。

【看護師】
①日勤ができる方:常勤・非常勤(9時~18時 時間応相談)
②夜勤専従看護師:16時~翌10時 もしくは 18時~翌10時)(2時間休憩)


【介護士】
①日勤ができる方:常勤・非常勤(9時~18時 時間応相談)
②夜勤専従看護師:16時~翌10時 もしくは 18時~翌10時)(2時間休憩)

【事務職】
①日勤ができる方:常勤・非常勤(9時~18時 時間応相談)